防衛省が小学生に広報活動

「まるかわり❗日本の防衛はじめての防衛白書」防衛省は白書を冊子にして、全国の小学校へ届ける広報活動をしていることが判明しました。

九州防衛局が長崎県庁へ

3月九州防衛局が来県し「ホームページに掲載している白書を冊子にして、全国の小学校に配布したい。小学生への広報活動」と説明したそうです。

問題は冊子の内容です。

ウクライナは、どうしてロシアに攻め込まれたの?との疑問に、防衛力が足りなかったから、と回答しています。中国、北朝鮮、ロシアを名指しで仮想敵国化し、危険をあおる内容になっています。「反撃能力」を正当化し、日米同盟の重要性や防衛費増の必要性を説明しています。

国民のなかにさまざまな考え方があるなかで、政府の考えを一方的に押し付ける内容です。学校現場において、憲法違反の冊子の活用を促すことは、教育の中立性を脅かし、政治の不当な介入とも言うべき大問題です。

直接送付はやめるよう、防衛省に要請すること。

私は5月30日、教育委員会に対し、上記内容を含む3項目を申し入れました。

 

 

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